ドコモiPhone5発売 販売台数減少

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ドコモがiPhone5を発売しており、業績回復に期待が高まっていました。ドコモはiPhone5販売後も、販売台数減少が続いており、iPhoneを期待してかなりのユーザーは、他社に乗り換えた可能性もありますね。

(1)GALAXY失敗とiPhone販売

ドコモはツートップ戦略として、ソニーのXperiaとサムスンのGALAXYに販売奨励金を集中して、端末価格を値下げする戦略を実行していました。ドコモのXperiaシリーズは、新モデルも販売台数100万台をすぐに超えており大成功であったようですね。
  1. ソニー Xperiaシリーズ 販売好調で100万台をツートップ戦略後にすぐに突破
  2. サムスン GALAXYシリーズ 販売不振と品質の低さで、ドコモのブランドが悪化
ドコモの携帯電話契約者数はソフトバンクモバイルやauと比較して苦戦しており、ツートップ戦略に注目が集まっていました。ドコモは、ソニーのXperiaシリーズが好調でしたが、サムスンのGALAXYが販売不振で携帯電話契約者数が不調になっていました。

(2)携帯電話会社のiPhone販売状況

  1. ソフトバンクモバイル iPhone販売で携帯電話契約者数が急増
  2. au iPhone4販売後に携帯電話契約者数が回復
  3. ドコモ iPhone販売せず 携帯電話契約者数が急減
ドコモはiPhone5の販売を開始しましたが、iPhoneの販売について携帯電話会社を簡単に見てみましょう。ソフトバンクモバイルは、孫正義社長とアップルのスティーブジョブスが直接交渉して、iPhone導入を真っ先に決めました。ソフトバンクモバイルはドコモへの顧客流出が、ナンバーポータビリティー制度で懸念されましたが、iPhone販売で契約者数は大きく増加させることに成功しています。

ソフトバンクモバイルが携帯電話契約者数の増加で、ダントツの状況が続いていましたが、auはiPhone4の発売により携帯電話契約者数が増加に転じており、ドコモの一人負けになっていました。ドコモはiPhone導入が遅れましたが、その理由について簡単に見てみましょう。

(3)ドコモiPhone販売の遅れによる損失

  1. ドコモがiPhoneを販売していれば、現在より国内シェア上昇の可能性が高い
  2. auやソフトバンクはiPhone販売で差別化できず追撃できなかった
  3. ドコモはiPhone販売で数兆円の利益を得た可能性がある
ドコモiPhone5発売しない理由について考えると、大手電機メーカーとの関係と国の経済政策がありました。ドコモは上場企業ですが、筆頭株主はNTT持ち株会社です。NTT持ち株会社の筆頭株主は、国ですので、ドコモは国の産業政策の意向を大きく受ける立場にあると言えますね。

ドコモがiPhoneの販売を最初に行っていれば、競合企業がドコモを追いかけるための魅力的な携帯電話がなかったので、ドコモはシェアを高めた可能性が高いです。ドコモが携帯電話契約数のシェアを失ったことで、数兆円の損失が発生していますね。

(4)ドコモiPhone5の販売に失敗

  1. iPhone5cをアップルが世界的に大量供給
  2. iPhone5sが日本で人気だがすぐに品薄
  3. iPhone5を競合他社は販売可能で、ドコモの機会損失が大きくなる
  4. ドコモのメールとiPhoneの連携が不十分
  5. ドコモユーザーでiPhoneを望むユーザーは大量流出していた可能性
  6. 2013年9月 ドコモ販売台数6万6800件の減少で過去最大規模
ドコモはiPhone5sとiPhone5cの販売を開始しましたが、携帯電話契約者数が過去最大規模の減少となっており、iPhone販売が業績回復にすぐ結びついたわけではなさそうですね。ドコモはiPhone販売を開始したもののソフトバンクやauと比較して、サービスが大きく劣っていることが理由です。

ドコモでiPhoneを購入したとしても、従来のメールと十分に連携できていないため、買い替えのメリットが薄いようですね。日本ではiPhone5sが人気ですが、アップルの方針でiPhone5cを大量供給しており、品薄の状態が続いていたことも理由の一つです。

ドコモの販売台数を見ると、iPhone5sとiPhone5c販売後も携帯電話契約者数が大きく伸びてないですね。ドコモのiPhone販売は以前から飛ばし記事が続いていましたので、iPhoneを使いたいユーザーは他社に携帯契約を乗り換えてしまっていることも要因としてあるのか気になりますね。
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