ドコモ割引販売の機種好調

ドコモ割引販売の機種が好調のようですが、ソニーのXperiaシリーズが人気のようですね。ドコモのサムスン応援により、パナソニックなどの携帯電話事業縮小が報道されていますが、理由がいまいちよく分からないですね。

(1)ドコモXperiaAの価格値下げと販売好調

ドコモXperiaAの価格値下げを決断しましたが、XperiaAの販売好調により携帯電話契約者数が好調のようですね。ドコモがiPhoneを発売しなかった理由について、様々な指摘がありますが、ソニーとサムスンを優遇する戦略を採用しています。

ドコモがiPhoneを販売しないことは、有力企業のSONYにとってビジネスチャンスと言えますが、販売台数と同時に顧客満足を得ることができるのか注目ですね。

(2)エクスペリアAがギャラクシーS4よりも販売好調

ドコモ割引販売の機種好調について、2013年7月4日の毎日新聞が、＜ＮＴＴドコモ＞割引販売の２トップ戦略奏功を報じているので見てみましょう。

ＮＴＴドコモは6月末までのスマートフォン（多機能携帯電話）販売台数で、ソニーの「エクスペリアＡ」が83万台(発売後45日間)、韓国サムスン電子の「ギャラクシーS４」が40万台(同39日間)に達したことを明らかにした。

ドコモ割引販売の機種はエクスペリアAが、ギャラクシーS4よりも販売好調のようですね。ドコモがサムスンを優遇するときに、日本国内でシェアの低い外国製品の優遇を行うのか疑問が持たれていましたが、ソニー製品のほうが販売台数が多いですね。

(3)サムスン優遇とパナソニックの携帯事業縮小

この2機種限定で割引販売する「ツートップ」戦略が奏功し、想定以上の売れ行きとなっている。ただ、2社とそれ以外のメーカーの差は拡大する一方だ。パナソニックは冬以降にドコモ向けスマホの供給を見送る方向で検討に入るなど、メーカーの事業展開にも影響を及ぼし始めた。

ドコモiPhone5発売しない理由は、携帯電話メーカーとの取引関係が指摘されていますが、なぜか日本であまり売れていない韓国企業が入っており、理由がよく分からない方が多いのではないでしょうか。

パナソニック携帯電話ドコモ向けリストラを発表していますが、サムスンと販売台数は変わらないことも予想できますので、日本企業の利益や雇用は失われなかったでしょうね。

(4)ドコモの割引販売ツートップ戦略が好調

ドコモの加藤薫社長が毎日新聞のインタビューに対し、5月に始めたツートップ戦略について「順調に進んでいる。従来型携帯電話からスマホへの買い替えも増えている」と説明した。2機種の販売目標は各100万台だが、加藤社長は「150万台はいけるかも」と自信をみせた。

ドコモの割引販売ツートップ戦略が好調としていますが、XperiaA販売台数ドコモ好調の勢いがでている発言となっていますね。ドコモは販売台数が好調としてますが、ソニーとサムスンの携帯販売を重視するということは、他社の携帯販売台数は落ち込む可能性がありますので、全体の販売台数に注目ですね。

NECスマホ撤退ドコモの影響を見ると、国内メーカーはニートップ戦略の影響で、携帯電話事業のリストラを本格的に検討しているようですね。

(5)Xperiaの好調で契約者の順増数が拡大

新規契約数から解約数を差し引いた純増減でも、ドコモの純増数は4月の1300件が5月には9万1800件へと拡大。メーカーのサムスンも販売拡大のため6月末から実質値下げに踏み切っており、ドコモへ追い風になりそうだ。ドコモはツートップ戦略で、人気機種の米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」を販売するKDDI(au)やソフトバンクへの転出に歯止めをかけたい考えだ。

ドコモの販売台数は、Xperiaの好調で契約者の順増数が拡大していますね。iPhoneの人気は一時期と比較すると陰りが見えますので、Xperiaの魅力が認知されれば、ドコモとソニーの業績向上に繋がりそうですね。

ドコモはXperiaの割引販売が好調ですが、GALAXY不具合でドコモ評判悪化が急速に広まっています。ドコモはGALAXYの不具合報告がありながら、割引販売の機種としていますので、経営責任となる可能性もありそうですね。

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