(1)ドコモのTIZEN採用とauのFirefox
ドコモやauなどが、アンドロイドやiOS以外の第3のOS採用に向けて動き出しています。ドコモはTIZEN(タイゼン)OS採用、auはFirefox(ファイヤーフォックス)OSの採用を発表しており、両社それぞれが開発に協力しています。
ドコモが開発に協力しているタイゼン携帯ですが、2013年内に発売されるようですが、ドコモが取り扱う可能性がでています。
(2)ドコモ サムスン電子のTIZENスマホを年内に発売
ドコモがタイゼン携帯を年内に発売することを、2013年2月27日の日経新聞夕刊3面が報じているので見てみましょう。NTTドコモは26日、韓国サムスン電子などと開発を進めるスマートフォン(スマホ)向けの基本ソフト(OS)「TIZEN(タイゼン)」の搭載スマホを年内に発売すると発表した。ドコモは、複数社で共同開発しているタイゼン携帯を年内に発売することを発表したようですね。どこもが採用したタイゼン携帯の特徴を見てみましょう。
(3)タイゼンOSとファイヤーフォックスOSの競争
既存のOSと異なり、通信事業者によるサービスの運営に制限がほぼ無いのが特徴で、国内ではKDDIが取り扱う米モジラ財団のOS「ファイヤーフォックスOS」との競争にもなりそうだ。ドコモのタイゼンOSに対して、KDDIはファイヤーフォックスOSの採用を発表しており、両OSでGoogleのアンドロイド、AppleのiOSに続く第3のOS開発競争が行われるようですね。
ドコモはタイゼンOSに力を入れるようですが、アンドロイドOS搭載携帯で、初期不良がありましたが、タイゼンOSも初期不良があると思います。ドコモが、仕様環境のテストやソフトのバージョンアップにより、どれだけスムーズにソフトの完成度を上げることができるかもポイントになりそうですね。
(4)ドコモはサムスン電子製のスマホを販売
ドコモはサムスン電子製の搭載スマホを販売する見通し。仏通信大手のフランステレコムも年内にタイゼンを使った端末を発売する。ドコモのタイゼンOS搭載携帯は、日本企業ではなく、サムスン電子製のスマホを販売するようですね。サムスン電子は、アンドロイドOSを搭載したスマホで世界シェア首位を争っており、新しいOSの開発にも意欲的なようですね。
日本企業で言えば、ソニーFirefox OSスマホ販売検討を行っており、製品開発ができれば、ドコモではなくauから販売されるかもしれないですね。(続く)
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